滋賀県の探偵事務所

滋賀県の特徴と浮気調査の傾向

滋賀県の人口は、都道府県別で見ると全国で26番目。県庁所在地は県西南部、京都市に隣り合っている大津市。滋賀県といえば、琵琶湖を頭に浮かべる人が多いかもしれないが、それも不思議ではない。琵琶湖は国内最大の面積（約670平方キロメートル）を持つ湖で、日本一の貯水量を誇る。滋賀県の面積は約4,017平方キロメートルあり、県の面積の6分の１を琵琶湖が占めていることになる。滋賀県には「湖国（ここく）」という別名もあるほどで、琵琶湖は今も滋賀県のシンボルといえる存在だ。

滋賀県があるエリアは都が近かったため、古くから開発が進められ、戦国時代には織田信長が近江国（おうみのくに）を支配下に置き、近江盆地に安土城を築城。信長の死後、近江は係争地となり、柴田勝家との「賤ヶ岳（しずかたけ）の戦い」に勝利した羽柴秀吉（後の豊臣秀吉）は、天下人として日本統一への歩を進めた。この戦いの地は、近江国伊香（いか）郡で現在の滋賀県長浜市にあたる。

秀吉のこの進軍に限らず、中世から近世にかけて近江は極めて重要な地で、特に若狭湾（福井県から京都府にかけて形成されている湾）と上方（関西地方）をつなぐ中継地として、大津や堅田（かたた）などの港湾が発展した。現代のように舗装された道路などを利用してトラックで運搬するということがなかった時代、日本海でとれた海産物や北陸諸藩からの物資を敦賀（つるが、福井県）で水揚げし、陸路で琵琶湖のほぼ北端にある塩津（しおつ）まで運び、そこからは水路で京都や大阪などへ運んだのだ。そのように早くから重要な役割を担った琵琶湖は、海に面していない県でありながら唯一、漁港を有し、その数も20港に達する。

ここまで語ってきたように歴史上、常に需要なポジションを担ってきた滋賀県。琵琶湖のほかにも、よく取り上げられるキーワードがある。それが「近江商人」と「三方よし」だ。近江商人は日本三大商人の1つで、大坂商人と伊勢商人と並ぶ存在。中世から近世にかけて活躍した近江国出身の商人のことで、通常は近江国の外へ出て活動した商人を指す。その近江商人と切っても切れないのが、「三方よし」という言葉。これは近江商人の経営の哲学を表す言葉で、「商売をするうえで売り手と買い手が満足するだけでなく、社会貢献できてこそ、本当によい商売だ」という考え方である。つまり、「売り手」「買い手」「社会貢献」という3つの満足を目指してこそ、ということだ。

そのように、あちこちの満足を目指すこともあって、恋愛に関して、滋賀県民は男女ともに慎重に進めようとする傾向がある。時間をかけて相手のことを少しずつ理解し、相手にも自分のことを理解してもらおうとする。親しくなるための手順も重視しているため、ガツガツしすぎていると相手に引かれてしまうこともある。いわゆる恋愛や結婚だけでなく、浮気・不倫についても基本的に同様の傾向があり、時間をかけてちょっとずつ近づき、しだいに火がつき、燃え上がっていくことが多いといえるかもしれない。

滋賀県のラブホテル事情

ラブホテルは滋賀県内に約40軒。都道府県別ランキングで全国44番目の順位。つまり、全国的に見るとラブホテルが多くない県ということになり、滋賀県よりラブホテルが少ないのは高知県・兵庫県・島根県の3つのみ。20歳以上の人口10万人あたりのラブホテル数は、約3.8軒で都道府県別で40位。こちらも、全国平均の約5.4軒よりも少ないということになる。

だからといって、滋賀県民は浮気・不倫をしない、ということではない。そのことは、浮気率全国34位という数字にも表れている。34位というのは高い順位ではないが、上記で示したラブホテル軒数や、20歳以上の人口10万人あたりのラブホテル軒数と比べると、低くない順位に思えるのではないだろうか。浮気をしない県民はいない、そのことは滋賀県についても当てはまるのだ。

ラブホテルが最も多いエリアということでいえば、守山市・琵琶湖大橋周辺。モダンな雰囲気の「佐川美術館」はデートスポットとして人気で、いにしえの空気が今も街並みに漂う「中山道」も多くのカップルをひきつけている。また、「ほたるの森資料館」に足を運ぶ男女も少なくない。ほたるが放つ光のようなロマンチックな雰囲気が、愛し合う2人を引き寄せるのかもしれない。

次にラブホテルが多いのは大津市・近江大橋周辺や彦根市だ。大津市は見どころが多く、まずなんといってもユネスコ世界遺産の「延暦寺」が外せない。日本最長のケーブルカーで上るのも、「比叡山ドライブウェイ」「奥比叡ドライブウェイ」を通るドライブデートも評判。比叡山ドライブウェイの途中にある「夢見が丘」から眺める、大津市街と琵琶湖の夜景は格別だ。浮気・不倫カップルでなくても、うっとりするだろう。

彦根市には、天守閣が国宝指定された5つの城の1つである「彦根城」がある。歴史好き、城好きはもちろん、マスコットのひこにゃんが登場するスポットとしても知られている。また、彦根城のお堀に架（か）かる京橋からすぐの「夢京橋キャッスルロード」も人気だ。江戸時代の城下町をイメージしてつくられた、白壁と黒格子の町屋風の統一された街並みは大人のカップルの多くもひきつけている。滋賀県ではその他のエリアなど、ほぼ全域にラブホテルが少しずつある。ただし、郡部の小さな町にはラブホテルは皆無といっていい。

滋賀県は近畿で唯一、人口が増えている。特に県南部の人口増加率は高く、大津市を中心にJR東海道本線に沿って人口が増えているのが、現状といえる。大阪や京都へ通勤する人が少なくなく、電車や新幹線など公共の交通手段の利用が多い。ただし、県北部では自家用車を通勤に利用している人が目立つ。よって、滋賀県での浮気調査は、徒歩や公共交通手段を利用した尾行にも、車両を使った尾行にも慣れている探偵事務所や興信所に依頼するのが良いだろう。

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