岐阜県の探偵事務所

岐阜県の特徴と浮気調査の傾向

岐阜県の人口は約200万人で、都道府県別で17位。本州のほぼ中央に位置し、海に面していない内陸県で、その地形は変化に富んでいる。明治時代初期の1871（明治4）年、藩を府や県に一元化する廃藩置県の際、旧飛騨国（ひだのくに）と旧美濃国（みののくに）といっしょにして出来上がったのが岐阜県だ。そのとき統合されたのは、いま述べたようにメインとなったのは旧飛騨国と旧美濃国だが、それ以外に旧越前国（えちぜんのくに）、旧信濃国（しなののくに）、旧尾張国（おわりのくに）、旧伊勢国（いせのくに）であったエリアも一部、岐阜県に組み込まれることになった。

岐阜県は地方区分される際に微妙なところがあって、中部地方とされることもあれば、東海地方とされることもある。東海地方とされる際、静岡県・愛知県・三重県とともに4県で区分されることもあれば、愛知県・三重県とともに3県で区分されることもある。また、東海・北陸地方に区分されることもある。地方区分において微妙な扱いをされることもあるが、天下分け目の「関ヶ原の合戦」（1600（慶長5）年）の舞台となった土地だけあって、少々のことでは動じないメンタリティを岐阜県民は持ち合わせている、といえるかもしれない。

岐阜県北部を占める飛騨地方は大部分が山岳地帯で、平地は高山盆地などわずか。南部の美濃地方は、濃尾（のうび）平野は平地面積が広い。これは、愛知県の伊勢湾沿岸から続く平野で、愛知県との県境はあるものの、愛知県から岐阜県にかけて。高低差が少なく、人々が暮らしやすい平野が広がっているといっていいだろう。

北部と南部は標高などが違うだけでなく、たとえば、結婚相手に求めるものも異なる。北部の飛騨地方では「社交的で現実を重視する人」が好まれ、南部の美濃地方では「楽観的で臨機応変な対応ができる人」が好まれることが多い。気候の厳しい山岳地帯を持つ北部と、平地で住みやすい南部では、異性に求めるものも違ってくるのかもしない。このような北部と南部の違いが現在でも根強く残っているのは、気候や地形が異なるだけでなく、長い年月にわたって「飛騨国」と「美濃国」という別々の国（今でいう地方、エリアに近い）であったことが大きいのではないだろうか。

岐阜県のラブホテル事情

岐阜県のラブホテル数は約80軒で、都道府県別では32位。20歳以上の人口10万人あたりのラブホテル軒数は約4.6軒で、全国で36番目の順位となる。これらの数字を解説するとラブホテル総数は、47都道府県中で32番目なので多いほうではない。また、20歳以上の人口10万人あたりのラブホテル軒数の全国平均は約5.4軒なので、それより少ないことになる。ただし、だからといって、岐阜県では浮気・不倫が少ないというわけではない。なぜなら、浮気率は全国4位だからだ。つまり、ラブホテル以外の場所、自宅などでの密会も少なくないということだろう。

とはいえ、ラブホテルについても見ていこう。岐阜県でラボホテルが最も多いのは、県庁所在地でもある岐阜市だ。浮気・不倫カップルの行動を考えるとまず外せないのが、JR岐阜駅前にそびえるランドマーク的存在「岐阜シティ・タワー43」。高さ163メートル、県内で最も高い同ビルの最上階にある展望台から岐阜市内はもちろん、日本百名山の1つ「伊吹山」や遠く名古屋の街並みまでを一望できる。同ビルの隣、JR岐阜駅前広場に鎮座する織田信長像にも立ち寄るカップルも少なくない。黄金色に輝く信長像は、時間帯によって見え方が変わり、撮影した写真をSNSに投稿する人もいる。また、ロープウェーで頂上まで登り、絶景を眺めることができる「金華山（きんかざん）」。山頂には、信長が造営した岐阜城もある。

岐阜市と隣り合う羽島（はしま）市にもラブホテルが多く、同市には新幹線「のぞみ」「こだま」の停車駅である「岐阜羽島（ぎふはしま）駅」もある。また、岐阜羽島エリアにはラブホテル街があり、カップルがお気に入りの1軒を選ぶことができる。県内で岐阜市に次いで人口が多い大垣市は、大垣IC周辺にラブホテルが多い。水の都ともいわれる大垣市には、大垣城を囲むように堀があり、10月～11月頃にたらい舟下りが行われる。なかなか他ではできない体験のため、記念や思い出に、と足を運ぶカップルもいる。

また、多治見市、可児（かに）市にもラブホテルがいくつかある。多治見市には、世界的な建築家である磯崎新設計の「セラミックパークMINO」、約110種類1,000本の薬草を備える薬草園や展望台がある「かさはら潮見の森」がある。可児市も、広々とした芝生が気持ちいい「ふれあいパーク緑の丘」、花の都でもある同市の山里にある「天然温泉 三峰（みつみね）」など見どころ満載。これらの両市は、美濃焼（みのやき）の産地で「陶磁器生産量日本一のまち」として知られる土岐（とき）市と隣接している。土岐市にはデートにも人気のアウトレットモール「土岐プレミアム・アウトレット」があり、ショッピングやグルメを楽しんだあと、多治見市や可児市のラブホテルを訪れるカップルもいる。

岐阜市や名古屋市のベッドタウンでもある各務原（かがみはら）市は、県内で3番目に人口が多く、ラブホテルも複数ある。各務原市には、観覧車があり、バーベキューも楽しめる「オアシスパーク」があり、同じエリア内には淡水魚がメインの「世界淡水魚園水族館 アクア・トト ぎふ」もある。また、国産の航空機や実験機、宇宙開発の資料などを収集・展示する「岐阜かがみはら校風宇宙博物館」もあり、宇宙にロマンを馳せるカップルのデートにも活用されている。

また、美濃加茂（みのかも）市にもいくつかのラブホテルがある。同市には日本昭和村が新しく生まれ変わった「ぎふ清流里山公園」があり、入園無料で、足湯コーナーや里山カフェも楽しめる。同市の「みのかも健康の森」ではあじさいを鑑賞でき、それ以外でも多彩な植物が植えられ、バーベキューやパターゴルフなどに興じる恋人どうしの姿も見られる。

この項目では、主に岐阜県南部のラブホテル情報などを紹介してきたが、岐阜県北部でラブホテルといえば、高山市は外せない。2005（平成17）年に周辺9町村を編入合併し、日本で最も面積が広い市町村となった高山市。飛騨地方に位置し、国際会議観光都市に指定されている。また、市内中心部に江戸時代以来の城下町・商家街が残され、その美しい景観から「飛騨の小京都」とも呼ばれている。高山市には、国の重要文化財4棟を含む、合掌づくりの民家などが並ぶ「飛騨と里」、ツキノワグマ・ひぐまなど100頭余りに出会える「奥飛騨クマ牧場」、CGアートの権威・KAGAYAスタジオ全作品を投影している「飛騨プラネタリウム」など、恋人たちが充実した時間を送ることができるスポットがいっぱい。特に「飛騨プラネタリウム」は飛騨高山と、世界遺産である白川郷のほぼ中間に位置し、浮気・不倫カップルによるドライブデートに組み込まれていることもよくある。

岐阜県では通勤をはじめ、自家用車で利用している人が多い。浮気・不倫カップルも自家用車での移動が中心になるため、探偵事務所や興信所などに浮気調査を依頼する場合は、車両での尾行経験が豊富であることが望ましい。冬季は、雪道でも相手に気づかれず、見失わずに追跡するには、安定したドライビング・テクニックが必要になってくる。特に岐阜県の場合、浮気相手の自宅などでの密会も珍しくない。ラブホテル以外での張り込みや尾行は相手に感づかれる危険がぐっと高まるため、素人が行うと失敗しやすいので、専門家にまかせるほうが無難だろう。

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