富山県の探偵事務所

富山県の特徴と浮気調査の傾向

北を日本海に面し、東から南にかけては峻厳な山脈に囲まれ、全域が豪雪地帯に指定されているのが富山県だ。特に立山連峰は世界有数の豪雪地帯として知られる。一方、夏はフェーン現象の影響で気温が上がり、高温多湿に見舞われる気候である。

県全体の人口は約100万人で、47都道府県中37位となっている。最も人口が多い市町村は県庁所在地の富山市で、約42万人が居住している。つまり、人口の半数近くが富山市に集中していることになる。2位は伝統工芸の鋳物の生産が盛んな高岡市で、約17万人が暮らしている。南砺（なんと）市と砺波（となみ）市の人口は、それぞれ約５万人だが、南砺市のほうが若干多く4位で、砺波市が5位となっている。

富山県にはカップルにも大人気で世界的にも有名な観光コースがある。立山黒部アルペンルートだ。これは、富山県中新川郡立山町の立山駅（立山黒部貫光株式会社）と、長野県大町市の扇沢駅（関電トンネル電気バス）を結ぶ交通路で、総延長37.2キロメートルの大規模な山岳観光ルートである。ルート上には見どころが満載であるが、特に人気なのは「雪の大谷」だ。

道路の両脇に雪の壁が高くそそり立ち、その間をバスが走っていく様子を、写真や動画で見たことがある人も多いのではないだろうか。それを「雪の大谷」と呼ぶ。一面に深くふかく積もった雪を、GPSを使って道路の位置を割り出しながら、少しずつ雪を削って作られる道が雪の大谷である。雪の大谷は4月中旬から6月中旬くらいまで観光客に開放される。雪の壁の高さは開通直後には20メートルほどあり、全長はおよそ500メートルに及ぶ。

また、黒部市の黒部峡谷を堪能できる「黒部峡谷トロッコ電車」も恋人たちの人気が高い。黒部峡谷は、立山・剱岳（つるぎだけ）・薬師岳（やくしだけ）などの立山連峰と、白馬岳（しろうまだけ）・五竜岳（ごりゅうだけ）・鹿島槍ヶ岳（かしまやりがたけ）などの後立山連峰（うしろたてやまれんぽう）の間を、深く刻み込んでいる峡谷である。中部山岳国立公園に含まれ、春の深緑と残雪、山々が霧に包まれた夏の神秘的な風景、秋には紅葉の絶景が楽しめる。黒部峡谷トロッコ電車は、そんな魅力あふれる観光スポットを、黒部市宇奈月温泉にある宇奈月温泉駅から欅平駅まで走る大人気の軌道だ。

2015年に富山市の中心地にオープンした「TOYAMAキラリ」もデートコースとして人気が高い。美術館や図書館、カフェなどを備えた複合施設で、中でも特に「富山ガラス美術館」はカップルが多く訪れている。コレクション展、グラスアート・パサージュ、グラスアート・ガーデンなどの常設展に加え、企画展も行われる。ガラスの美しい色彩や、躍動感があふれる展示品に魅了される人も多い。

富山県も他の多くの地方都市と同様に、県内の移動には車が利用されることが多い。不倫の密会場所に行くにも、ほとんどは車が利用される。そのため、尾行等の浮気調査も車を使って行わることになる。探偵は調査対象を車で尾行するケースも多い。尾行相手の運転している車に気づかれにくい運転技術を備えていることも、富山県の浮気調査では重要になってくる。

富山県のラブホテル事情

52軒のラブホテルが富山県にはあり、軒数では47都道府県中で42位である。また、20歳以上人口10万人あたりの軒数は約5.9軒で34位である。全国的に見た場合、軒数としては下位である。人口当たりの割合としても、あまり高くはない。このことから、奈良県では、不倫・浮気の密会にラブホテルが利用されることもあるが、その他の場所で行われることも想定しておくべきであろう。

最もラブホテルが多い市町村は、県庁所在地の富山市で約30軒がある。つまり富山県全体の半分以上が富山市に集中していることになる。市街地から郊外まで分布しているが、北陸自動車道の富山ICの周辺にやや多く集まっている。2位は10軒近くがある高岡市で、広い地域に点在しているが、郊外に多い傾向がある。3位は氷見市で数軒が営業しているようである。

富山県で特にカップルで宿泊するのに人気が高い温泉宿は、南砺市の庄川の上流、小牧ダム湖岸にある大牧（おおまき）温泉だ。大牧温泉には、以前、かんぽの宿もあったが営業を終了し、現在は一軒宿の「大牧温泉観光旅館」のみが存在する。この温泉には他と大いに変わっている点があり、それが人気の理由にもなっている。船でしか行けない温泉であるということだ。

小牧ダム近くにある小牧港から出ている「庄川峡谷遊覧船」でのみ宿にたどり着くことができる。道路を使っては行けない場所にある。遊覧船の乗船時間は約30分で、山間を縫うように庄川の清流を運航してゆく。その水はエメラルドグリーンで美しく、現実の世界から異次元の世界へ向かっているような気分にひたれる。川のほとりに桜を見る季節も、青々と木々の葉が生い茂る季節も、ともに素晴らしい。山が色づく紅葉の景色は11月中旬から下旬頃で、雪景色は12月上旬から2月下旬ごろまで楽しめる。なお、遊覧船には誰でも乗れるが、大牧温泉観光旅館のある大牧港には、旅館利用客以外は下船できない。

この特殊な立地条件から、サスペンスドラマなどのロケにもよく使われている。まさに秘境の温泉であり、秘湯感満載だ。そして、船に乗ってしかたどり着けないということから、冒険気分にひたることもできる。恋人と一緒に訪れれば2人だけの貴重な体験がまた1つ増え、関係を深めてしまうことになるのだろう。

氷見（ひみ）市の富山湾沿岸にある「ひみ阿尾の浦（ひみあおのうら）温泉」も人気が高い。氷見沖は北陸随一の漁場であるため水揚げされる魚の鮮度がよく、冬の寒ブリや春のイワシ、夏のマグロなど新鮮な魚が堪能できる温泉地である。

また、氷見市は漫画家の藤子不二雄（A）氏の出身地であるため、氏のキャラクターのモニュメントが至るところで見られる商店街「まんがロード」もある。原画展示などを楽しむことができる氷見市潮風ギャラリー「藤子不二雄（A）アートコレクション」はファン必見の施設となっている。

氷見で恋人たちに最も人気があるのは、松田江の長浜（まつだえのながはま）だ。青松と白砂の浜辺が弓なりに続き、美しい海浜植物の群落を見ることができる。また、雄大な日本海と、3,000m級の立山連峰の美しく壮大な眺めを望むことができる。万葉集にも歌が詠まれているほど昔から有名な景勝地で、氷見の日の出は「日本の朝日百選」に選ばれているほど美しい。2人で早起きをして、その光景の美しさにうっとり酔いしれている恋人たちもいる。